関学のワンダーホーゲル部が遭難した事件の記者会見が一昨日行われた。一昨日は日記を見てもらえればわかるとおり、昼過ぎまで家にいたので生で中継を見ていた。
会見を中心に開いていたサブリーダーの顔に黒い墨を塗ったような後があり、凍傷のすごさを実感した。サブリーダーはかなりしっかりした口調で話をしていた。年齢はとテロップを見ると20歳。俺とひとつ違うだけか、と少し感慨深く思った。雑誌のグラビアアイドルと、自分との年齢を比べてしまうのとよく似ている。今では、年下の子が出てきているので多少ショックだ。恋の空騒ぎに出てくる女の子も後々俺より下の子が出てくるんだろうね。
話が少し脱線してしまったけど、一昨日はぼーっと見ていたが、今日の朝「とくダネ」を見ているときに、おかんが、救出費用いくらかかんねやろ、って言うんでかなりかかったんちゃうかなって話をしていた。

その後、ネットを開いてホームページが開かれると(俺のホームページはMSNである)、
「関学生救出5000万円」
とあり、非常に驚いた。俺の予想でまあ、500万ぐらい違うかなと思っていたので、およそ十倍の開きがあった。ヘリコプターを1時間借りるのに相場70万円かかり、ああいう雪山などに行く場合は100万円かかるらしい。自衛隊も動いているし、捜索本部も立てられたり…、確かにそうなるとそれぐらいの計算になる。

サブリーダーが言っていた。
「僕たちなら行けるというおごりがありました」
「おごり」で税金5000万円使われたらたまったものじゃない。俺はいつもつまらないことを考えるが、日本国民全員が約0.4円払ったことになる。
素人の俺でもワンダーフォーゲル部は危険な可能性が高い部だということはわかる。なんたって山を登るのだから。それなのに、どうして、雪が降ることがわかっている冬の雪山を登ろうとしたのか。全く理解に苦しむ。冬の雪山で雪が降るのに、馬鹿ではないのか。「僕たちなら行ける」?その自信はどっから来たのか聞いてみたい。一年生もいたのならば余計に行くべきではなかっただろう。一年間、山を登っただけで冬の雪山を登ることはできないと思う。別に冬に山に登らなくても、春、夏、秋がある。
今回幸い誰もなくならずにすんだんでよかったものの、死んでいればえらいことである。監督も何を考えていたのだろう。安全確認がどうしてできなかったのか。山を登る部である。それぐらいの危機管理ができなくて何が監督か。
遭難した連中は病院に向かわなければならない中で、世間の皆様に謝罪したい、ということで記者会見を開いた。この姿勢は非常に評価できる。雪山を登った事実は間違いであっても、その後の態度は評価に値する。
俺が腹立たしく思うのが、監督、お前も記者会見出て謝罪しろよ!!、ということである。マジでふざけんなと言いたい。責任とってなんかしろ!!と言いたい。

と、文章を書けば書くほど怒りがこみ上げてきた。これ以上は怒ってもしょうがないのでこの辺でやめることにする。

俺はここでひとつ気になった。「川崎が山登って遭難したら俺らはどう思うのだろうか?」皆さんどう思うかな?

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